受動適応クローラ―ロボット『Scott』による災害調査システム
<特徴1>All in One パッケージで、現地での簡単な運用
- ロボットを扱っていない人でも運用ができるように、ロボット本体・操作部をパッケージ化
- 持ち運び、調査準備、運用、撤去片付けを短時間で実現し、調査生産性の向上を図る
<特徴2>現地で調査レポートの自動生成等の調査の見える化
- 現地で即時調査結果を確認
- 図面の無い場所で、内部現状図面の保存、経過観察を実現
- 保全計画の見える化と、その実績を一元管理し、効率的で漏れのない保全を実施
<特徴3>駆動/移動方式、センサー、エンドエフェクター、通信、使用環境により組み合わせモジュール型で、各種現場に対応
- システムの共通利用並びに、モジュール化により機能組み合わせを短期間で構築することを実現
- 低コストで、ロボットシステムを提供可能
<特徴4>ロボットシステム自らが通信インフラ構築を可能とし、専用通信インフラ敷設が不要
走行試験及び、実証実験
国土交通省、国土技術政策総合研究所内 実台トンネル実験施設
照明のないトンネル災害現場でトンネル内に人が立ち入ることなく『防爆等の危険性を把握するための引火性ガス等に係る情報』や『崩落状態及び規模を把握するための高精細な画像・映像等の情報』について、 迅速かつ所定の精度を持って確実に取得できるかの実験
ロボカップレスキュー レスキューロボットリーグ
仮説の災害現場で、レスキューロボットが災害救助活動の精度とスピードを競い合うリーグ。ロボカップジャパンオープン2015福井大会で優勝。
豊田市消防本部実験フィールド走行試験
豊田市消防本部にある災害現場模擬訓練フィールド。消防職員の方が実際に操縦を行い、操作性の確認を行った。
岐阜県御嵩町 亜炭鉱調査実験
地面陥没の原因となる亜炭鉱。充填作業を行う際の内部の広さを把握するためロボットで調査できないか要望があった。